別に運営しているサイトで、ちょっと大人な内容を書こうと思っているのですが、その際にレンタルサーバー側からペナルティを食らわないか心配です。
官能小説的な性行為の描写やポルノ画像を載せるわけではなく、性に関する知識や考察を書くつもりです。
個人の感覚では、「問題ないのでは?」と感じますが、念のため、どこまでの内容が利用規約に違反するのか調べてみましょう。
引っかかりそうな規約
利用規約の禁止事項に、引っかかりそうな内容があったので紹介します。
公序良俗に反する?
一つ目は以下の項目
(7) 公序良俗に反する行為やそのおそれのある行為、またはそれを助長する行為
スターサーバーレンタルプラン利用規約 28条 禁止事項
性に関することで公序良俗に反するとすれば、不倫や売春、公共の場での性行為が当てはまるでしょうか、、、
なお妾、愛人契約も公序良俗に反するようです。
わいせつな表現、羞恥心を抱かせる情報か?
2つ目が以下の項目
(11) 猥褻な表現を含む情報、または公衆に羞恥心を抱かせるおそれのある情報、その他公衆の射幸心を仰ぐ情報を掲載し、または他の利用者もしくは第三者に提供する行為
スターサーバーレンタルプラン利用規約 28条 禁止事項
わいせつな表現の範囲は解釈によって異なるので何とも言えません。
出版物やアダルトビデオの規制基準として、「性器の露出の有無」が問題となることが多いですが、さすがににそういった画像を公開する気はありません。
「公衆に羞恥心を抱かせる恐れのある情報」とありますが、こちらも文面を見るだけでは範囲が広すぎてわかりませんね。
一般的な倫理観を考えながら書くしかないのか、、、厳密な定義がないので難しいです。まあ定義していないから意味があるのかもしれませんが。
運営側のさじ加減でどうにでもなる可能性
最後に、サービスの利用規約ではよくある話ですが、以下の内容も禁止されています。
(40) その他、当社が不適切と判断する行為
スターサーバーレンタルプラン利用規約 28条 禁止事項
「これじゃあ運営の好きにされるじゃないか!」
と感じる人も多いでしょう。
ただ、時の流れによって、サービス運営に支障をきたす新たな行為が生まれ、既存の禁止事項では制限できないも可能性もあるため、上記のような禁止事項があるのはやむを得ないと思います。
ユーザー側は不当だと感じれば、異を唱えることも可能ですからね。基本的には、他の禁止事項を守っていれば、「当社が不適切と判断する行為」は適用されないでしょう。
実際には、個人の倫理観にそってサイト運営をして、サーバー運営側からペナルティがきたら素直に対処するのが良いかのかなあ
おまけ:Googleアドセンスは厳しい
サーバーの話ではなくなりますが、サイト運営とは切っても切れない話を少し、、、
Googleアドセンスのサイト運営者向けポリシーにはより具体的に禁止事項が書かれています。
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性的なテキスト、画像、音声、動画、ゲームを含むコンテンツ 例: 性行為(性器、肛門、口を使った性行為など)、マスターベーション、ポルノ漫画や変態画像、写実的なヌード
仮想のものか現実のものかを問わず、強制的な性行為を含むコンテンツ 例: 強姦、近親相姦、獣姦、死体性愛、スナッフ、ロリータ、未成年者をテーマにしたポルノ、未成年者との引き合わせ
報酬を見返りとした性行為を助長していると解釈される恐れのあるコンテンツ 例: 売春、コンパニオン サービスやエスコート サービス、性感マッサージ、体を密着させるサービスを提供するサイト ...
Google サイト運営者 / パブリッシャー向けポリシー
レンタルサーバーの禁止事項よりもわかりやすくて嬉しいですが、その反面、性に関する内容であれば、アカデミックな内容でもポリシー違反となる可能性が高いです。
科学的根拠をもとに記事を書いているブロガーさんでも性に関する内容は載せないようにしているそうなので、、、
個人的には、Googleアドセンスを載せるのは諦めています笑
参考
The world is mine http://theworldismine999.blog.fc2.com/blog-entry-56.html
はてな匿名ダイアリー https://anond.hatelabo.jp/20160630221210
e-Gov法令検索 https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0100/
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